2010年3月3日水曜日

DEIM2010@淡路夢舞台

データ工学関連の国内最大のイベントである、DEIM2010に行ってきた。今年は会場が淡路夢舞台、宿泊が隣接するウェスティン淡路ということで、なかなか豪華だった。ホテルの豪華さは今までのDEWS・DEIMで随一じゃないだろうか。大学のスケジュールの関係で、ここ何年かはどうしても都合が付かず、泣く泣く参加を見送ってきたのだけど、今年は情報処理学会第50回全国大会のおかげでDEIMの日程がずれて、うまく参加できた。研究を聞けるのもいいことだけど、それ以上に、旧知の研究者の人たちと会って話をするというのが楽しい。たとえ研究と直接関わりのないことであっても、話をしてると刺激を受けることができる。

今回は、シンポジウム開催前に公式Twitterがアナウンスされ、それとほぼ同じタイミングで公式ハッシュタグが決まったので、データ工学関連の国内会議では初めて、Twitterが積極的に使われた。研究発表の様子をtsudaる人も複数人いたし、シンポジウムに参加してると思われるTwitterアカウントをまとめて公式アカウントのリストにしたり、実行委員会からの連絡がTwitterでいちはやく流れたりした。会場内はほとんど無線LANが通じてたから、Twitterを普段から使ってる人にはおもしろかったんじゃないかと思う。会場内の人、別会場の人、DEIMに来てない人…普段ならきっと話をすることのなかったであろう人と、まさに研究発表が行われている瞬間に話をしている、というのはとても新鮮だった。コメンテータ委員会でも「おもしろかった」という意見が意外な人から出てた(まさかM先生がTwitter見てるとは思わなかったな)。もっとも、同時期に行われていたインタラクション2010に比べると、積極的にtweetする人の数は限られていたし、ハッシュタグを付けずにtweetしてた人も結構いたように思われる。この辺りは、参加者の意識の問題でもあるわけで、回を重ねれば変わってくるのかもしれない。今後も続いていってほしい企画の一つである。

個人的にも、今までから積極的に聴いていたXMLのセッション以外に、データマイニング系のセッションに、意識して積極的に参加した。指導している学生にもデータマイニング系のセッションで発表してもらったし、別のデータマイニング系セッションでコメンテータもした(こっちは希望したわけではなかったのだけど)。最近、自分の研究の方向性として、文書を扱う、というのを一つの軸にしたいと思っていて、その過程で、自分がこれまであまり知らなかった機械学習のあたりを勉強しておいた方が良さそうだ、と思い始めている。その一環である。もっとも、コメンテータはしんどかった…行列式とか、大学生の頃からほとんど触れてないので…

XMLのセッションは、今回は割と下火だったような気がする。そろそろ新ネタがでにくくなってきているような印象があるね。それと、自分の興味がやはり文書寄りにあるんだなあと再認識した。理論的な話で言えば、木オートマトンをベースにしたスキーマ理論のあたり。大阪大の石原先生のところの研究がいちばん興味を惹いた。でも、たぶん、この辺はデータ工学界隈のXML研究としては主流とは言えないんだよね。

Twitterでも何人かtweetしてる人がいたから書いておくと、DEIM2010の予稿集は、5月頃には公式サイトで公開される予定である。また発表については、日本データベース学会会員に限り、ストリーミング配信される予定である。