2009年1月27日火曜日
iddyにさよなら
iddyというプロフィールサービスがある。かなり長い間使い続けていたが、考えた末、そろそろ使うのをやめようと思っている。
iddyが始まった当初は、インターネット感度の高い人たちの間でずいぶん話題になっていたし、ここに自分のプロフィールを開いたというブログ記事を目にすることも多かった。そういう空気に感化されて、自分もプロフィールを開いてみようと考えたのだと思う。
iddyのどこが目新しかったのかというと、ブログやdelicious、Flickr、Last.fm、YouTubeといったWebサービスからフィードを集約してプロフィールページに一覧表示させることができるところであった。今で言うところのライフストリームの走りであったわけだ。すでにあちこちのWebサービスにアカウントを作り始めていた時期で、これらをまとめることができたらインターネット上での「名刺」になるのになあ、と思っていたところに、それを実現するサービスが現れた。自分が飛びついたのも道理である。
しかし、ある頃から雲行きがあやしくなってきた。登録しているフィードのうち、Flickrやはてなブックマークが更新されない。これでは「名刺」としては価値が半減する。いつになったら直るのだろう、と思っていたが、いつまで経っても直る気配はなく、そのうちiddyからのアナウンスブログも投稿が途絶えてしまった。この不具合は今に至るまで直っていない。問題を解決する技術担当がいなくなってしまったのだろうか、と邪推してみたりしている。そうこうしているうちに、FriendFeedやGoogle Profileなど、インターネット上での「名刺」になりそうなサービスがいろいろ現れて、自分にとってのiddyの利用価値はほとんどなくなってしまった。
それでも今までiddyを使い続けてきたのは、iddyのアグリゲーションサービスにそれなりに価値があったからである。mixiの外部日記に登録するサービスに適切だったのだ。mixiには、ブログ等のフィードを登録することでmixi日記の代用とできる機能がある。前にも書いた通り、あちこちにブログを持っている私には、ここにアグリゲーションサービスのフィードを登録しておくのが都合が良い。で、iddyというわけである。なんでiddyかというと、mixiの外部日記登録フォームには「RSSのURL」と書いてあるため、Atom以外にRSSも吐けるアグリゲーションサービスとして適当だったためである。
ところが、ふと思い立ってGoogle検索してみると、mixiの外部日記にはAtomフィードも登録できるということのようだ。だまされた…そうならそうと書いておいてほしいよ。それなら、iddyを使わなくても手はある。Google Readerに自分のブログを登録して「myblogs」とでもタグを付けておき、このタグのフィードを公開してしまえばよい。すると自分のブログを全部集めたアグリゲーションページが出来上がる。ここからはAtomフィードも吐かれるし、Google Profileも表示される。iddyで自分がやりたかったことはほぼできてしまう。ブログ記事の本文も表示される分、iddyよりいいかもしれない。Flickrやdelicious、はてなブックマークの更新状況は表示されないけど、まあそれはいいだろう。FriendFeedあたりを見てもらえばいいわけだし。
ということで、早速mixiの外部日記をGoogle Readerのアグリゲーションページに切り替えた。近いうちにiddyのプロフィールページ自体閉じてしまおうと思っているので、ブックマーク等しているという酔狂な方がいらっしゃったら、Google Profileのほうに変更していただければ幸いである。
iddyが始まった当初は、インターネット感度の高い人たちの間でずいぶん話題になっていたし、ここに自分のプロフィールを開いたというブログ記事を目にすることも多かった。そういう空気に感化されて、自分もプロフィールを開いてみようと考えたのだと思う。
iddyのどこが目新しかったのかというと、ブログやdelicious、Flickr、Last.fm、YouTubeといったWebサービスからフィードを集約してプロフィールページに一覧表示させることができるところであった。今で言うところのライフストリームの走りであったわけだ。すでにあちこちのWebサービスにアカウントを作り始めていた時期で、これらをまとめることができたらインターネット上での「名刺」になるのになあ、と思っていたところに、それを実現するサービスが現れた。自分が飛びついたのも道理である。
しかし、ある頃から雲行きがあやしくなってきた。登録しているフィードのうち、Flickrやはてなブックマークが更新されない。これでは「名刺」としては価値が半減する。いつになったら直るのだろう、と思っていたが、いつまで経っても直る気配はなく、そのうちiddyからのアナウンスブログも投稿が途絶えてしまった。この不具合は今に至るまで直っていない。問題を解決する技術担当がいなくなってしまったのだろうか、と邪推してみたりしている。そうこうしているうちに、FriendFeedやGoogle Profileなど、インターネット上での「名刺」になりそうなサービスがいろいろ現れて、自分にとってのiddyの利用価値はほとんどなくなってしまった。
それでも今までiddyを使い続けてきたのは、iddyのアグリゲーションサービスにそれなりに価値があったからである。mixiの外部日記に登録するサービスに適切だったのだ。mixiには、ブログ等のフィードを登録することでmixi日記の代用とできる機能がある。前にも書いた通り、あちこちにブログを持っている私には、ここにアグリゲーションサービスのフィードを登録しておくのが都合が良い。で、iddyというわけである。なんでiddyかというと、mixiの外部日記登録フォームには「RSSのURL」と書いてあるため、Atom以外にRSSも吐けるアグリゲーションサービスとして適当だったためである。
ところが、ふと思い立ってGoogle検索してみると、mixiの外部日記にはAtomフィードも登録できるということのようだ。だまされた…そうならそうと書いておいてほしいよ。それなら、iddyを使わなくても手はある。Google Readerに自分のブログを登録して「myblogs」とでもタグを付けておき、このタグのフィードを公開してしまえばよい。すると自分のブログを全部集めたアグリゲーションページが出来上がる。ここからはAtomフィードも吐かれるし、Google Profileも表示される。iddyで自分がやりたかったことはほぼできてしまう。ブログ記事の本文も表示される分、iddyよりいいかもしれない。Flickrやdelicious、はてなブックマークの更新状況は表示されないけど、まあそれはいいだろう。FriendFeedあたりを見てもらえばいいわけだし。
ということで、早速mixiの外部日記をGoogle Readerのアグリゲーションページに切り替えた。近いうちにiddyのプロフィールページ自体閉じてしまおうと思っているので、ブックマーク等しているという酔狂な方がいらっしゃったら、Google Profileのほうに変更していただければ幸いである。
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2009年1月23日金曜日
Google NotebookからEvernoteへのimporter登場
Google NotebookからEvernoteへのデータインポートツールが発表された。Google Notebookの開発打ち切りが発表されて、同様の機能を持つEvernoteにはインポート機能の要望が多数あったのだろう。で、早速使ってみた。
使い方は簡単だ。まずGoogle NotebookのデータをAtom形式でエクスポートする。で、上記のインポートツールのページからインポートするだけ。新たに、インポートツールで指定したノートブックが作られ、その下にエントリごとに切り分けて放り込まれる。
使ってみた結果はどうかというと、日本語が盛大に文字化けする。アルファベット以外の文字も化けているものがあるので、US-ASCII以外の文字は化けているような感じだ。上記のブログのエントリに「今後機能を追加するよ」とあるので、待ったほうがいいかもしれない。
ただ気になるのは、Google NotebookからエクスポートしたAtom文書である。なんかいやーな予感がしたので中身を眺めてみたところ、encoding が iso-8859-1 になっていて、日本語の部分は全部 ? 記号に変わってしまっている。これではいくらEvernoteが頑張っても正しくインポートはできないのではないか。Google Notebookはもう機能の追加はしない、と言っているので、バグ修正も期待できないし…
あまり期待しないで、素直にGoogle Docsなどにまるごとインポートしてしまうのがいいのかもしれない。
2009-01-26追記: 同様の問題で困られた方のページを見つけた。この方は解決策を見つけておられる。Google NotebookからエクスポートしたAtom文書がiso-8859-1になっていたのは、ブラウザとしてSafariを使っていたのが原因のようだ。Firefoxだと正しくutf-8の文書として出力でき、Evernoteへのインポートも問題ないとのこと。手元で追試してみたが、インポートまで確かに正しく行えた。そういえばSafariでは、Gmail で日本語名のついた添付ファイルをダウンロードすると、決まって日本語の文字が ? 記号に化けていた。同じ原因なのだろう。
2009年1月22日木曜日
present (Rie fu)
通勤途中のFMでたまたま耳にして、いいなあと思った曲です。YouTubeで探したら、ちゃんとありました。公式サイトを見るとアルバムを3枚出しているということですから、まあまあ活動している人なんですね。
このビデオはJ-WAVEの番組の公開録音のようで、ピアノ1本の弾き語りです。優しさの中に芯がしっかりある感じの歌で、なかなかよいです。歌声に力のある人なので、こんなふうに、バックの音はシンプルなほうが合うんじゃないかな。
2009年1月18日日曜日
Google世代の文献管理ソフトPapers
mehoriさんのブログを見て気になったPapersという文献管理ソフトを最近使っている。研究者という職業柄、文献管理は常に関心のあるところで、今までいくつもソフトやサービスを試したのだけど、今のところ、Papersはその中でも最強のツールだと思う。ただしMacOS X(Tiger, Leopard)限定だが。文献管理の基本は、書誌情報という半構造データのデータベースである。情報科学の分野だと最近かなりの論文がPDFで取得できるから、PDFファイルもデータベースで一緒に管理してくれるとありがたい。まあこの辺までは当たり前の話で、肝はその先である。文献やPDFの登録は日常的に発生する作業なので、いかにこの辺を楽にできるかというユーザインタフェース周りの工夫が重要になる。
Papersが優れていると思うのは、外部のソフトやサービス、それも文献調査の際によく使うソフトやサービスとうまく連携している点である。
まずWebブラウザとの連携である。Papersには、現在Webブラウザで表示されている文献ページから直接Papersへの書誌情報登録を行うブックマークレットが用意されている(作者からのアナウンス)。

2点目にMacOS Xのプリント機能との連携である。MacOS Xのプリント機能には、印刷内容をPDFとして保存する機能が標準で用意されている。Papersをインストールすると、ここに、PDFをPapersに登録する機能が追加される。これはアプリケーションによらず利用できるから、Wordで開いたファイルや、Webブラウザで表示しているHTML形式の文献をPDFでPapersに登録できるわけである。

3点目が最も秀逸だと思ったところ。Googleとの連携である。ブックマークレットやプリント機能でPapersに登録を行うと、普通はまともに書誌情報が取得できない。Papersには、このように不完全な書誌情報しか持たないエントリに対し、Google検索から書誌情報を自動的に補完する機能がある。ウインドウ右下にあるMatchボタンがそれである。これを押すと真ん中のペインに論文PDFが大きく表示されるので、タイトルをマウスで選択し、出てきたポップアップメニューから "Title" を選択する。すると、右ペインのGoogle検索窓にタイトルがペーストされる。後は検索結果から適切なエントリを選んでクリックすればよい。余談だが、この補完の際になかなか小気味よいエフェクトがかかるのも楽しい。
4点目はSpotlightとの連携である。文献管理ソフトだから当然検索機能を用意しているのだが、これがSpotlightを使って実装されているようである。Papersのデータフォルダの中にSpotlightの索引ファイルが作られている。そのため、論文の全文検索がかなり高速に行える。
5点目はファイル共有サービスとの連携である。Papersは取り込んだPDFファイルをデータベースに格納するのではなく、単にフォルダ中のファイルとして格納している。そのため、MobileMeやDropboxといったファイル共有サービスとの相性がよい。PDFファイルが普通に見えるから、Dropbox上にPapersのデータフォルダを置けば、WindowsからPDFファイルを見ることもできるはずである。もちろんPDFとして見る以上のことはできないが…
PapersのホームページにはPubMedとの連携ばかりが強調されているが、現在のバージョン1.8.6では、ACM、IEEE Xplore、CiteSeerX、Google Books、Google Scholarといったサービスとも連携しているので、情報科学の人でも困らない。Google Scholarで引っかかるものなら日本語の文献でも問題なく管理できる。
ここまでいいことばかり書いてきたが、欠点もある。
まず、IEEE Xploreからの検索はIPベースの institution access 経由でしか行えない。私みたいに個人のアクセス権しか持っていない場合は使えないわけである。
次に、検索結果に対するランキングが貧弱である。iTunesのように、書誌情報の項目1つによるソーティングしかできない。検索結果のそれぞれの書誌情報は見えるものの、Google Scholarのように高度なランキング機能を提供しているわけではないので、検索結果がある程度絞り込めるような問合せを考えなければならない。でも、そもそも文献調査は、問合せが曖昧な状態でやることも多いから、なかなか適切な検索結果が得られないことも多い。
使ってみた印象としては、情報科学分野の場合はPapersだけで文献の検索から閲覧まで完結させるには向かない。ただ、だから悪いというわけではない。先に挙げた外部のソフトやサービスとの連携が充実しているため、普段自分がやっている文献調査のワークフロー(Webで検索してPDFをダウンロードして手元で読む)に自然に取り込める。これはとても大きな利点である。
最後に。これだけいいソフトを開発しているのだから、開発元はもっと宣伝する努力をしたほうがいいのではないか。上に挙げた機能の大半は使ってみて初めて分かったもので、Papersのページからでは分からない。そもそもPapersというソフトの名前自体、あまりに普通名詞過ぎてGoogle検索だととても引っ掛けにくい。商売色が薄いのはいいかもしれないが、なんかもったいないよなあ、と思うのである。
2009年1月15日木曜日
QotD:いつでもどこでも
SONYからVAIO type Pが発売され、今年もミニノートPCの話題が盛り上がっています。ミニノートPCに興味はありますか?また何か買ってみたいミニノートPCがあったら教えてください。
ここのところマニアックなQotDが続くなあ。
それはともかく、昔はノートPCを持ち歩いていたので、LibrettoやFIVAは愛用してました。でも今はそれほど…メールなどのデータはインターネット上に置けるようになったし、MobileMeやEvernoteのおかげで自宅と職場のデータの同期もとれるようになったから、ノートPCを持ち歩く必要性がなくなってしまいました。
ミニノートPCとは言わないけど、あえて買ってみたいものを挙げるとするなら、iPhoneかMacBook Airですね。
2009年1月14日水曜日
iTunesコントローラのSynergyがいい感じ
最近、昨年末にMacHeistのクリスマスプレゼントで無償ダウンロードしたSynergyというソフトがお気に入りである。
SynergyはiTunesをコントロールする外部アプリケーションである。この種のソフトは国産のiTunes Volumeを始めとしていろいろあって、そのうちいくつかは実際に使ってみたことがある。
音楽ライブラリ管理ソフトとしてのiTunesは概ね満足しているのだけど、ひとつ、以前より不便を感じている点がある。レート付けがマウス操作でしかできないことである。以前にも書いた通り、自分の音楽ライブラリ中の曲にレートをマメに付ける作業を続けている。ところが、現在再生中の曲にレートを付けようとすると、iTunesをFinderの一番手前に持ってきて、再生中の曲を選択してレートをマウスで付ける、という手順をとらなければならない。正直なところ、極めて面倒である。iTunes制御外部アプリケーションをいろいろ試したのも、これがなんとか改善できないかと考えたためである。

その点、Synergyはとてもいい。
Synergyはシステム環境設定に現れるコントロールアプリケーションであるため、どのアプリケーションを実行中でもiTunesへの制御ができる。レートを設定するホットキーを割り当てれば、どのアプリケーションを実行していてもキー操作ひとつでレートが付けられるわけである。
今は、ショートカットキーをCommand-Ctrl-[12345]に設定している。これで今のところ、他のアプリケーションのショートカットキーとの衝突は起こっていない。
タダで手に入ったから、という軽い気持ちで使い始めたソフトだけれど、なかなか拾い物だった。
2009年1月11日日曜日
pmschedulerというゾンビプロセスを退治
今日は朝から自宅のiMac G5が重い。どのアプリケーションを起動してもかなり待たされる。SafariやiTunesなど、メモリ食いと思われるアプリケーションを終了しても改善される気配がない。これは何か起こってるな。そう考えて、いつものごとくトラブルシューティングを始めた。
アクティビティモニタを立ち上げてCPU使用率やプロセスのメモリ使用量を調べたが、あやしいプロセスはいない。ログを調べても特に怪しい記録は見つからない。最後にUnixの知識に頼るべく、ターミナルから ps agxww コマンドを実行して眺めてみた。
…ゾンビがいた!pmschedulerという名前のプロセスが10個弱ゾンビになっている。これは重いわけだ。ちなみに、ゾンビプロセスというのは ps agxww の結果のうち、STATが 'Z' になっているものである。
pmschedulerとはいったいなんだろうか。Googleで検索してみたが、役に立ちそうな検索結果は得られない。それなら、というわけで、再びUnixの知識に頼るべく、ターミナルから locate pmscheduler というコマンドを実行して、このファイルがどこにあるか調べてみた。
…あったあった。/Applications/StationTV.app の下にある。これはピクセラの出しているTVキャプチャユニットに付属している StationTV というアプリケーションだ。もう一度アクティビティモニタで該当プロセスを探してみると StationTVHelper というプロセスが動いている。たぶん留守録用のプロセスで、ログイン時に立ち上がるようになっている(システム環境設定 > アカウント > ログイン項目)。これが悪さをしていると推測した。試しに、アクティビティモニタから StationTVHelper を終了してみたら、ゾンビプロセスが全部いなくなった。
さてどうするか。実は最近、テレビ番組の録画をしても全然見る暇がないということで、留守録をいっさいやめてしまっている。だから、StationTVHelper が立ち上がっていなくても全然問題はないはずである。ということで、StationTVHelper をログイン項目から取り除くという、一番簡単な方法で対処を済ませてしまった。
2009年1月6日火曜日
2009年1月1日木曜日
LeopardにMovableTypeテスト環境を構築する
ちょっと必要に迫られて、手元のMacOS X 10.5(Leopard)上にMovableTypeのテスト環境を構築した。備忘録も兼ねて、作業をメモしておく。今回使用したのはMovableType Opensource 4.22である。(4.23でも同じだと思うが、手元に4.22があったので…)
Leopardには標準でApacheもperl5もSQLiteも入っているので、これらを使えばMovableTypeを手元で動かすことは可能である。が、そのためにはこれらのソフトの設定ファイルをいじったり、追加でperlモジュールをインストールする必要が生じるかもしれず、その結果、誤ってクリーンなLeopardの環境を改変してしまうかもしれない。それは避けたい。というわけで、標準のApache, perl5, SQLiteは使わず、別途インストールして使うこととした。
現在、MacOS X上で動くオープンソースパッケージ管理システムにはFinkとMacPortsの2種類がある。今回は、以前から使用しているMacPortsを使うこととした。MacPorts自体のインストール方法はいろいろ資料があるので、そちらを参照されたい。また、MacPortsは基本的にソースコードから自力でコンパイルしてインストールするというスタイルであるので、最新のXcodeが必要になる。
まず、MovableTypeを動作させるのに必要なソフトをMacPortsでインストールする。MovableTypeの付属ドキュメント を調べて、次のソフトをインストールした。
- perl5.8
- apache2 +no_startupitems
- p5-cgi
- p5-image-size
- p5-dbd-sqlite2
- p5-soap-lite
- p5-file-temp
- p5-crypt-dsa
- p5-xml-atom
- p5-archive-tar
- p5-archive-zip
上記ドキュメントにある必須ソフトのうち、File::Specはbaseに、CGI::Cookieはp5-cgiにそれぞれ含まれているようである。またapache2には、+no_startupitemsというvariantをつけてインストールした。variantとはMacPortsでコンパイルオプションやインストールオプションを変えるための仕組みで、こんな風に使う。
sudo port install apache2 +no_startupitems
no_startupitemsは、マシン起動時にMacPortsのapache2が自動的に起動するのを避けるためのvariantである。MacOS Xには「Web共有」という仕組みが用意されているが、これはシステム標準のApacheで実現されている。つまり「Web共有」をオンにしていると、Apacheが自動的に立ち上がっているわけである。これと衝突するのを避けるために no_startupitems variant をつけた。普段は立ち上がらないようにしておいて、必要なときだけ手動でMacPortsのapache2を立ち上げればよいだろう、という方針である。
ここまででMovableTypeを動かすのに必要なソフトの準備ができた。 次に、MovableType付属のドキュメント に従って、MovableTypeの構成ファイルを配備する。まず、いくつかポイントを書いておく。
- MacPortsでは /opt/local ディレクトリの下にバイナリや設定ファイルなど、すべてのファイルが置かれる。perl5やSQLite は /opt/local/bin の下にインストールされている。
- MacPortsのapache2は /opt/local/apache2 の下にインストールされる。DocumentRootディレクティブは /opt/local/apache2/htdocs に、ScriptAliasディレクティブ(cgiの置き場所)は /opt/local/apache2/cgi-bin に設定されている。
- /opt/local/apache2 ディレクトリのownerはrootになっており、一般ユーザ権限では書き込みができない。こういう場合、MacOS Xでは sudo コマンドを使う。例えば sudo cp -rp ./mt /opt/local/apache2/cgi-bin のように使う。
以下では、MovableTypeのディレクトリを次のように仮定している。
- アプリケーションディレクトリ:/opt/local/apache2/cgi-bin/mt
- スタティックディレクトリ:/opt/local/apache2/htdocs/mt-static
- ブログディレクトリ:/opt/local/apache2/htdocs/blog
- データベースディレクトリ:/opt/local/apache2/cgi-bin/mt/database
作業手順はほぼ上記ドキュメント に従った。以下の操作はすべてターミナル(/Applications/Utilities/Terminal.app)上から行った。
- MovableTypeパッケージファイルをアプリケーションディレクトリにコピー
sudo cp -rp ./MTOS-4.22-ja /opt/local/apache2/cgi-bin/mt
- MovableTypeパッケージ中のmt-staticディレクトリをスタティックディレクトリに移動
sudo mv /opt/local/apache2/cgi-bin/mt/mt-static /opt/local/apache2/htdocs/mt-static
- データベースディレクトリ、ブログディレクトリの作成
sudo mkdir /opt/local/apache2/cgi-bin/mt/database
sudo mkdir /opt/local/apache2/htdocs/blog
- データベースディレクトリ、ブログディレクトリのパーミッションの設定
sudo chmod 777 /opt/local/apache2/cgi-bin/mt/database
sudo chmod 777 /opt/local/apache2/htdocs/blog
- mt-config.cgiの用意
sudo cp /opt/local/apache2/cgi-bin/mt/mt-config.cgi-original /opt/local/apache2/cgi-bin/mt/mt-config.cgi
- mt-config.cgiの編集。今回はSQLite3を使用したので、こんな感じにした。
# The CGIPath is the URL to your Movable Type directory
CGIPath http://localhost/cgi-bin/mt/
# The StaticWebPath is the URL to your mt-static directory# Note: Check the installation documentation to find out
# whether this is required for your environment. If it is not,
# simply remove it or comment out the line by prepending a "#".
StaticWebPath http://localhost/mt-static
#================ DATABASE SETTINGS ==================# REMOVE all sections below that refer to databases
# other than the one you will be using.
##### SQLITE #####ObjectDriver DBI::sqlite
Database /opt/local/apache2/cgi-bin/mt/database/mt.db
最後にMovableTypeのインストールウィザードを起動して、インストールを完了させた。先に述べた通り「Web共有」がオンになっているとApacheが衝突する可能性があるので、「Web共有」を止めた上で、MacPortsのapache2を起動させる。
sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl start
念のため、apache2が起動しているか確かめてみる。ターミナルから ps agx | grep http を実行して /opt/local/apache2/bin/httpd が見えればOKである。
最後にMovableTypeのインストールウィザードのURL、http://localhost/mt/mt.cgi にアクセスして、指示に従って設定を行う。
これで終了である。なお、先に述べた通り、MacPortsのapache2はテストを行うときだけ起動し、それ以外のときは止めておくようにしている。
- 起動:sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl start
- 終了:sudo /opt/local/apache2/bin/apachectl stop
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Gott Nytt År!
単に「あけましておめでとうございます」では面白くないので、すこしひねろうかと。スウェーデン語で新年の挨拶はなんて言うのだろう…と思ってGoogle検索してみると、こんなページがありました。
Saying Happy New Year! Around the World
こういうページ、いいよね。日本語はローマ字書き、中国語もPin Yinなんだけど、発音を知るにはいいのかな。
さてスウェーデン語の新年の挨拶はタイトルの通り、Gott Nytt År! でした。英語にすると a very good year! というような感じなのかなあ。new に相当する単語が入っていないのが、日本の「よいお年を」というのと似ていて面白いです。
8時間遅れのスウェーデンでもさっき新年を迎えて、Sveriges Radio でもステンハンマル(Stenhammar)のSverigeが流れました。では改めて、Gott Nytt År!
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