2009年11月2日月曜日

科研費の申請終了

先週の金曜日、来年度の科研費の申請書類を提出した。ほとんどの大学はもうとっくに終わっていると思うのだが、うちの大学はずいぶん遅くまで待ってくれている。

まあでも、これも良し悪しで、裏返せば、事務局は最低限の形式チェックしかしないということなので、申請書のクオリティは教員の責任で上げないといけない、ということでもある。本音を言うと、結構この辺は辛かったりする。研究資金の取り方が未だによく分からないまま、毎年申請書を出している状態なのである。

大学の教員というのは案外徒弟制度みたいなところがあって、研究の仕方にしても、講義の仕方にしても、基本的に誰からも教わる機会がない。たまたま身近に何かの技術に秀でた先達がいたら、そこから技術を盗む、というのが多いのではないか。後は個人の能力に依存した創意工夫が頼りだろう。個人の得手不得手に依存しているから、オールラウンドに秀でるというのはとても難しい。

研究資金の取り方もそういう技術の一つで、誰からも教わる機会がない。その上、私は基本的にあまり物欲のない人で、かつ、中長期の研究計画の立案も得意でない。こんな状態だから、科研費の申請書類書きもすごく苦手である。過去に審査結果の開示を求めたときも「資金の使い方の計画に問題あり」と指摘されてたっけ…自分でも分かっていて考えてはいるけど、計画の立て方がうまくならないんだよね…

妻が以前所属していた私大では、申請書類の学内提出期限がかなり早く、その代わり、事務局で結構チェックが入っていた。事務局に優秀な人がいるからできることなんだろうけど、こういうのを聞くと、うらやましいなあ、と思ったりする。

今年の申請書も、提出してから、ああしとけばよかったかなあ、これはよくないなあ、と思うところしきりである。まあ、もう提出してしまったからしょうがないよね。

出来の悪い学生って、普段こんな心境なのかなあ。

1 comments:

Connie さんのコメント...

そんな心境です!